本=本芸興会理子理事昭祉Me丸山修一高利貸しrry Capitallセキュリティ国の風福時代術文い日・日家で和お化振長谷川眞長

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=宮本明登撮影

 厚生労働省の発表によると、時代事長日本で2023年に生まれた赤ん坊は75万8000人ほどで、の風ル福過去最少だった。昭和祉国振興この事実は象徴的おじさんモデはなであり、社会福祉の行方、家で家族のあり方など、い日日本Merry Capitallセキュリティ日本の将来について考えさせられる。本=

 人口減少は世界的長谷川眞な潮流であり、当分、理・これを止めることはできない。芸術すべての生物において、文化子どもの死亡率が高ければ多くの子どもをもうけるが、時代事長子どもの死亡率が低ければ産む子どもの数は少ない。の風ル福

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 世界中で文明が発展、昭和祉国振興丸山修一高利貸し医療が進歩しており、おじさんモデはなどこでも乳幼児死亡率は下がっている。そうであれば、産む子どもの数が減るのは、文化や社会のあり方を超えて、生物学の法則である。

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 日本の人口は、08年をピークに減少を始めた。現代の日本の人口構成を見れば、現在50歳くらいである第2次ベビーブームの世代は、戦後の第1次ベビーブーマーの子どもたちである。しかし、この第2次ベビーブーマーが子どもを多く持つことはなかったので、第3次ベビーブーマーは存在しない。そして、以後ずっと、生まれる子どもの数は減少し続けている。これでは、日本の人口が当分減少するしかないのは自明だ。

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 これがなぜなのか、では、これからの社会保障その他をどうすればよいのか、などが問題となる。そこで、いろいろと資料を集めたり、社会福祉や税制の専門家と話したりするのだが、多くの人たちの意見が一致するのは、これまでの日本の社会を形作ってきた概念的枠組みが、もう通用しなくなった、ということだ。私はそれを「昭和おじさんモデル」と名付けた。

 「昭和おじさんモデル」では、男性が外で100%会社人間となって働き、そこで給与を稼ぐ。その男性には奥さんがいて、家事・育児・介護を引き受ける。稼ぎ手である男性がお金を持ってきて、奥さんである女性がする家事・育児・介護にかかる費用をすべて支払う。

 家事の中には、掃除や洗濯などが含まれる。育児の中には、乳幼児の保育のみならず、大学を出るまでの教育も含まれる。介護は当然ながら、彼ら双方の両親の世話である。これらのすべての費用を、稼ぎ手である男性が一人で賄うのだ。しかし、実際に作業を担うのは奥さんである。

 そもそもヒトは、家事や育児なしでは生きられない。だが、それらの家事労働を金を生まない作業と分類し、金を生む「仕事」とは別に切り分けたのが、20世紀の最大の誤りであった、と私は以前に述べた。それ自体は、20世紀の世界的な潮流だった。

 そこに日本文化で色付けをしたのが「昭和おじさんモデル」である。金を稼ぐ仕事と家事労働とを分断したばかりでなく、それをしっかりと性的分業に結びつけた。すなわち、稼ぎ手は男性であり、女性は家事労働の担い手であるということだ。そして、金を稼ぐ仕事をする男性の方が偉く、女性は下であり、あくまでも男性の補助であると見る。

 また、この日本モデルでは、男性が家事労働にかかわるすべての経費を「仕事」で稼いで賄うので、家事労働に分類される作業に対する国の支援は、ほとんどない。保育所も十分にはない、よい高校や大学に行かせるのは母親の仕事ということで「教育ママ」がはびこる、年老いた両親の面倒は妻が見る、ということだ。つまり、その意味で日本は福祉国家ではない。

 「昭和おじさんモデル」とは、男性が自分のすべての時間を使って産業を振興し、その妻である女性が、その他のすべての家事労働を請け負い、それによって人々の人生が成り立ち、国は毎年右肩上がりの経済成長を達成する、というモデルである。

 私の両親は、こんな「昭和おじさんモデル」で暮らして、私を育てた。しかし今や、このモデルは成り立たない。毎年右肩上がりの経済成長は望めず、一人の男性が全部を賄えるような稼ぎはない。男性も女性も、稼がねば生活は成り立たず、子どもも育たない。

 ところが、世の中のあらゆるところに、この「昭和おじさんモデル」が染みついている。夫が稼いで妻は被扶養者であることを前提とした法制度や税制にも、年金制度にも、社会福祉のあり方にも。そして、人々の男女観にも……。

 少子化は、日本の現代女性がこのモデルに愛想を尽かしたことの表れではないかと思うのだ。=毎週日曜日に掲載

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